インコがある日突然自分の羽を抜いてしまう…そんな姿を見ると驚きと心配、何が原因なのか不安でいっぱいになってしまいますよね。我が家のコザクラインコのくうちゃんも毛引きを始めてから4年ほどになります。
毛引きはストレスだけでなく、病気や環境の問題が原因の場合もあります。この記事では、インコの毛引きの主な原因と、飼い主として今日からできる対策をわかりやすく解説します。
※本ブログには毛引きしたコザクラインコの写真がございます。苦手な方は注意してください※
インコの毛引きはどんなふうに始まるの?突然始まるものなの?
「うちのインコは毛引きなんてしない、大丈夫」というよりもインコをお迎えする前には毛引きというものを知りませんでした。またうちのインコも2歳を迎えるまでは全く毛引きはしていませんでした。始めはゲージの金網や新聞の上に羽の先が黒い羽が落ちているな、と思っていた程度です。それがある日ゲージの新聞紙の上に赤い血痕があり、おしりからの流血…。慌てて病院に連れていきました。
そもそもインコの毛引きって何?どういう状態になるの?
毛引きとは、インコ自身が自分で自分の羽や毛を抜いてしまう行動です。場所はインコによって異なりますがクチバシが届く範囲はすべて毛引きの可能性があります。胸・おしり・足・肩などはよくある場所になります。また毛引きはクセになることが多く、放置すればそこばかりを抜いてしまい、新しい羽が生えてきても抜くを繰り返してしまいます。
👇我が家のコザクラインコは肩・首回り・おしりを毛引いています👇


毛引きの主な原因の5つ
- ストレス、退屈
☞放鳥不足、刺激不足、孤独感など - 発情
☞春先の季節要因、特定のおもちゃや人への依存によりイライラや落ち着かないなど満たされない欲が高まりストレスにつながってしまう - 皮膚トラブル
☞かゆみ、乾燥、ダニなど - 栄養不足
☞シード中心で偏食などの場合の栄養不足 - 病気
☞内臓疾患、感染症など
いますぐにできる毛引き対策 7選
- 放鳥時間を増やす
コザクラインコの理想の放鳥時間は1時間程度ですが人間の生活リズムによって回数は異なると思います。我が家では30分×2回を目安にしています。出せる時は追加で1回出してあげています。 - 新しいおもちゃを入れる
特定のおもちゃやお気に入りのおもちゃを入れっぱなしにすると、発情対象となりゲージの中で吐き戻しや毛引きの原因となってしまいます。おもちゃやゲージは2週間に1度くらいレイアウト変更することがおすすめです。おもちゃも鈴や鏡だけではなく破壊系のおもちゃを入れることをおすすめします。
我が家では最初インコ用のテントを使っており、発情の原因にもなっており獣医さんに相談し「野生の子は枝で寝るから大丈夫」と言われ撤去しました。ただこうしたものも形や種類があれば付け替えてあげるのがおすすめです。
止まり木についても形状や材質を複数持っているとレイアウト変更の際に便利になります。
おもちゃも同様で複数入っているものを使うと定期的な変更ができます。自然のものでパパイヤの木なども入れてあげると齧って遊んでくれます。
- 睡眠時間を12時間確保する
インコの睡眠時間を長くすることで発情を抑制し、毛引きも抑制していきます。外出していてそんなに早く寝かせることができない、という方もいると思います。我が家も共働きのため毎日時間通りに寝かせるというのは難しいため遠隔で照明を落として、家に帰ったと同時に暗幕をかけています。遠隔で照明を落とすためにスマートリモコンを使っています。これは便利で外からもエアコンの温度が見れたりもするのでちょっとした外出は安心です。携帯とこれだけあればいいのでアレクサなども必要なく簡単に導入・設定できるのでスマートリモコンはおすすめです。
- 食事を見直す
高脂質(ヒマワリの種や麻の実)ばかりを食べていると発情を誘発するため日頃からペレットや低脂質なシードを与えておくとよいとされています。また1個所にまとめて入れてしまうと「エサがたくさんある、あたたかくて安全な場所、そうだ発情しよう!」となるのです。そのため入れる量は変えずに3か所に分けたり、時間をずらしていれるなどすると発情を抑制することができます。おすすめのペレットやシード、毛引きがひどい場合は栄養補強としてネクトンを紹介したいと思います。※食事に不安がある場合はまずは掛かりつけの獣医さんに相談してください。
- ゲージの温度の見直し
インコは通常、春に発情し子育てを行っていきます。そのため繫殖シーズンは発情しやすくなります。家で飼っているインコからすればいつでも温度湿度が管理された快適空間だといつでも繫殖シーズンになってしまいやすいです。そのため温かい季節になってきたころに25度程度にしておくと発情を防止しやすいです。ただしインコにとって温度は命にもかかわるため温度を急激に下げることは危険です。保温カバーを外したりエアコンの温度を下げるなどで調整してみてください。 - 構いすぎの見直し
インコが人に依存度が高くなると毛引きをしやすくなってしまいます。インコをお迎えする前やお迎えしたばかりの方にはインコとの距離感や共存について考えてもらうことをおすすめします。お留守番やゲージの中でも退屈しないように工夫してあげることが大切です。
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最後になりましたが毛引きは長い付き合いが必要な症状です。できるだけ小鳥や小動物専門の獣医さんに診てもらうことが大切です。病気が原因の可能性もあるので一度は必ず受診することが大切です。また獣医さんによってや愛鳥の状況によってはエリザベスカラーを勧められることがあります。エリザベスカラーで改善する子もいれば、カラーを付けている首回りが気になり余計に毛引きが悪化するケースがあります。我が家のコザクラインコはカラーとの相性が悪く、もともとはおしりの毛引きだったのが、肩と首回りに広がってしまいクセになりました。なのでエリザベスカラーを付けることが必ず良いとも言えません。そしてエリザベスカラーを付けた際に我が家のインコは人間不信にもなってしまったため早々にカラーを断念しました。エリザベスカラーで改善する子や、毛引きだけではなく自咬症になってしまっている子はエリザベスカラーを付けざるを得ない子もいます。状況に応じて相談・判断が必要です。エリザベスカラーにも様々な種類があるため試してみることも1つです。
まとめ
インコの毛引きは環境改善で落ち着くもの、少しずつ回復するものがあります。毛引きしないように日頃から気をつけていくことが大切ですが、インコは集団で生きている生き物のため飼い主がどれだけ気をつけていても毛引きしてしまう可能性はあります。また毛引きは完治が難しく長い付き合いになることもありますので、少しずつ気長に付き合っていくことが大切です。
我が家では長い付き合いと受け入れており、獣医さんからもこの程度であれば命にかかわることもなく「本人は困っていない」と言っていただいております。そのためエリザベスカラーをつけて人間不信になり肩の毛を抜くくらいなら、他に気をつけられる範囲で気をつけて悪化したらまた受診しようと決め、4年が経ちました。毛はないですが可愛い我が家の王子様に変わりないので、最近はそこまで気にしておりません。ただエリザベスカラーをつけた我が子もかわいいなと思っています(^^♪
👇エリザベスカラーで人間不信のコザクラインコ👇



