この記事ではコザクラインコのヒナをお迎えし、挿し餌から一人餌までの流れについて紹介します。実際に私もお迎えした時に困ったことや、もっとこうしたらよかったということをまとめたいと思います。
まずコザクラインコをお迎えしたら・・・
ヒナをお迎えしたらついつい構いたくなる気持ちもありますが、はじめての場所にきたコザクラインコさんのヒナは緊張して大変なストレス状態です。
お迎えしたその日はそっと静かにしておきましょう。環境に慣れて落ち着いてくるまでは声をかけるだけでスキンシップを始めるのは1週間ほど様子を見ながらがいいと思います。
生後4週目頃の一人餌に切り替わるまでの間は、食べて寝るのが仕事ですので、一緒に遊ぶまでは少し時間が必要です。

コザクラインコのヒナの生活環境~保温と加湿~
幼鳥時に温度管理と湿度管理の徹底はとても大切になります。ヒナのための快適な環境は、28℃以上の温度と湿度60%以上と言われております。ただし寒さに弱いコザクラインコによってはそれ以上の温度が必要な場合があるため、頭部の羽が逆立っていないかを観察しましょう。逆立っていたら寒い証拠です。逆に露出してる地肌が通常よりも真っ赤になっていたら熱い証拠になります。
■保温について
コザクラインコのヒナには保温が必要です。羽が生えそろっていないため成鳥よりも寒さへの対応ができないため必ず保温器具を使っての保温が必要になります。
ふたかごを使用する場合にはパネルヒーターを下に敷くことも必要です。ただ前面に入れてしまうと暑すぎたときにヒナの逃げ場がなくなるため半分だけいれるのがポイントです。
保温電球には、20W・40w・60wの3種類があります。温度の出力に違いがあります。20Wは外気温+4度、40Wは外気温+7度、60Wは外気温+10度程度になっているため、冬に室内の温度が約17度だったと仮定して40Wか60Wは必須になります。(詳細☞https://okinasakura.com/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%81%ae%e3%81%8a%e8%bf%8e%e3%81%88%e6%ba%96%e5%82%99%e2%91%a1/)
■加湿について
羽が生えそろっていないヒナは、乾燥にもとても敏感です。乾燥すると肌にダメージを与え呼吸器疾患のリスクが出てしまいます。ヒナが直接触れないところに濡れ布きんやタオルを置き加湿しましょう。コップに水を入れて折りたたんだキッチンペーパーを入れる方法もあります。
我が家では加湿器を購入して湿度を上げていました。実は今使っているのが3代目です(泣)成鳥になってからも湿度は気になるので最初からいいものを買っておけばよかったと後悔です。。。
👇我が家の加湿器奮闘記👇
・1代目加湿器_無印良品
アロマはもちろん入れておりませんが、インコのゲージ付近を加湿できればと思い使用しておりましたが3時間しか持たないため日中や夜が加湿しきれませんでした。
・2代目加湿器_アイリスオーヤマ
無印良品の加湿器の反省を活かして14時間運転可能なアイリスオーヤマの加湿器を購入して使用しておりました。インコの近くに置いておけばそれなりに湿度は上がりましたが十分とは言えず…結局は人間用として寝室行きになりました。
・3代目加湿器_象印
最終的に本格的な加湿器として、沸騰したお湯から出る蒸気で部屋全体を加湿するタイプで部屋の湿度を40~60%で保つことができ、インコにとっても人間のインフルエンザ対策でも完璧です。出費は痛かったですが、最終的にはいい買い物だったなと思っています。
温度と湿度を正しく管理するために室温計を購入してゲージ内に配置することが必要です。ホームセンターで売っているものから、爬虫類用などの本格的なものがありますがホームセンターのものでも十分です。
コザクラインコのヒナが必要な栄養分
ヒナには炭水化物、タンパク質、カルシウム、ビタミン、ミネラルが必要です。アワ玉はむきアワと卵黄で作られているため炭水化物とタンパク質が摂取できます。カルシウムとミネラル、ビタミンを摂取するために青菜とボレー粉が必要になってきます。不足してしまうと栄養性の脚弱症になり、足の力が弱いだけではなく脚が開いたまま立てなくなってしまうことがあります。
ヒナ用のパウダーフードがあり、これだけでバランスよく栄養を摂取することができます。パウダーフードとアワ玉を一緒にお湯で薄めてあげる方法もあります。
お迎え時に、どんなものを与えているのか聞いて同じものを用意することが大切です。
挿し餌を与え方
ヒナの日齢が小さければ小さいほど、そ嚢が小さく1回あたりで食べられる量が少ないため食べさせる回数は多くなります。3週目以降のヒナは1日3回ほど挿し餌が必要です。これは成長過程において異なるためお迎えする際に挿し餌の頻度や1回あたりの量や食べる様子を聞いておくといいでしょう。
我が家では、パウダーフード+アワ玉をお湯で溶いてドロリとした離乳食のような状態のものを与えていました。お湯は人肌程度(38~41℃)ものを使用してください。それをキープできように湯煎しながら与えるといいでしょう。
温度のポイントとしては35℃以下になると食いつきが悪くなる+消化不良の原因になります。また42℃以上だとそ嚢(食道)を火傷してしまう危険があります。
確認は調理用の温度計や手首の内側に垂らしてちょっと温かいくらいなどを目安にしてください。

挿し餌を行う際には専用の匙もしくはシリンジを使用してください。我が家は匙を使っていましたが、あまり食いつきはよくなかったため、お湯の量を替えてみたりパウダーフードの量を替えてみたりと思考錯誤しました。
挿し餌と体重の推移
お迎えした当初、我が家のくうちゃんは48gでした。ペットショップでは1日2回の挿し餌と聞いており朝と夜に挿し餌を行う予定でした。ところが全然食べないし、体重はどんどんと減っていき42gまでなってしまいました。挿し餌も最初の3口目くらいまでは食べますがそのあとはいらないといったように拒否してきました。だいぶ心配しましたが、一人餌に切り替え時期になると挿し餌を嫌がるようになると本で読み、アワ玉や剝き餌や粟の穂をいれて一人餌の練習をはじめました。時期で言うと生後4週目頃でした。
ちなみに、我が家のコザクラインコは個体が小さく体格としての適性体重は42~44gと獣医さんから言ってもらっており、5年半年経った今も44g程度をキープしています。

ゲージの床にキッチンペーパーもしくは新聞など平らにした場所に乾いたエサを蒔いておきます。アワ玉やペレット、殻付きシードを入れておいて様子をみてみるといいと思います。齧って遊んだりするなかで殻を剝く練習になります。この時期のコザクラインコは好奇心旺盛で何でも興味をもち色々なことを学習していきます。いたずらも…
食べかすの量や体重の推移をみて徐々に挿し餌から一人餌に切り替えていきます。一人餌の練習は始めるようになったらゲージに引越ししても大丈夫な時期です。ゲージ内の糞切り網を外して、エサ入れと水入れを下段にセットすればOKです。※挿し餌をしているうちは水ばかり飲んでしまうため水を入れないでおきましょう。
環境に慣れてきたら、下段にだけ止まり木をいれてみてください。止まる練習を始めていくと思います。ただこの時も保温・保湿を忘れないようにしましょう。
体重の測り方はタッパーの中に入れて測る、成長になればローパーチに乗せて測ると測りやすいです。体重計は小数点以下も測れるものもありますが、我が家は小数点以下は管理しておりません。


